【1対1ビジネスの限界を破る方法】
こんばんは!田中です(^^♪
私たち美容師って労働集約型産業です。
労働集約型というのは、その仕事自体が人の労働力に頼っていて、人件費率が高くなる産業です。
お客様一人に対して、対応するのは1人まで。
1人で同時に2人を担当するなんてことは難しいですよね。
この業態で売上・利益を増やそうという時、どこに焦点を当てるのかと言えば、客単価と、前回お話した時間単価になるのではと思います。
単価を増やして回転数を上げるわけです。
集客さえうまくいっていれば、ある程度は問題ないです。
でも、スタッフ数やサロンの規模により限界が見えてきます。
店舗展開を考えるのも良いとは思いますが、それもリスクがありますし、結局労働集約型であることには変わりはありません。
まずは限界を作ってしまっている現状を、変える必要があるんじゃないかと思うわけです。
美容師の仕事は
お客様一人に対して一人の美容師
この形です。これが限界点を決めてしまう一番の要因なわけなんで、まずはこれを変えていくことが必要。
一昨日、夕方から息子コタロウさんの園で夕涼み会という夏のイベントがありました。
ゲームや子供たちの盆踊りを楽しみ(コタロウさんは全く踊りませんでしたが笑)
その後は娘の小学校が会場になっていて、校庭で映画を見るという、野外映画祭に行って来ました。
パディントン2という熊が主人公の映画で面白かったです。
夏休み最後のイベントでした。
「突然何を言い出してんの?!」
と、思うかもしれませんけどもう少し聞いてください。
この映画っていうのが、ものすごいヒントになります。
映画って上映する際には大勢の人が映画館に来ますよね。
でも映画自体は一人一人に対応するのではなく、みんな同時に同じものを見ているわけです。
つまり
1 対 多数
ってことですよね?
1度の上映で多くの人を相手にできるわけです。
労働力は同じ。上演回数や映画館の規模を大きくするなどしてしまえば売上の限界はなくなるんですよ。(資本集約型とも言います)
これってサロンにも落とし込むことが十分可能ですし、すでに実践しているサロンや美容師も多いです。
私の場合は
・ウィッグ試着会
・化粧品体験会
などを実践してきました。
どちらも同じ時間に多数の方に向けてお話ししました。
ビビりなんで緊張感は半端じゃなかったですが、5人の人がいても私が話すのは1回だけ。
労力は少ないんです。
でも、日々サロンで1日に担当できる人数よりも、はるかに多くの方を相手に、少ない量力で良い仕事ができます。
ここで何を提供すればよいかは自由です。
1対多数の仕組みをサロンに取り入れると
1対1 × 1対多数
です。
これはかなり良いんですよ。
内容によっては新規の集客も可能ですし、既存のお客様に対して開くこともできるわけです。
ぜひ考えてみてください。
今日も1日頑張っていきましょう!
田中 佑介