こんばんは。
ビューティービジネス研究所の田中です。
お店の経営で、課題になってくることを分解すると
- 新規集客
- 再来店対策
- 客単価
- 求人
- スタッフ教育
大体このどれか、もしくは複数に当てはまります。
もしあなたが
「客単価が低い」
「客単価を上げたい」
と思っているのであれば
おそらく新規のお客さんもちゃんと来るし、お店は毎日忙しい、
正直もうこれ以上新規のお客さんを受け入れるのは難しい
こんな状況ってことはないですか?
これはお店が支持されているからこそ起こることです。
なので素晴らしいことだと思います。
でも単価を上げたい。
「会社は目的は利益を追求すること」
と言ってしまえばそうかもしれません。
でもね、そうではなくて
・忙しいのに月末お金が残っていない
・労働量を減らしたいけど売上・利益は減らしたくはない
から、客単価に意識が向くのではないでしょうか?
これまでは
・できるだけたくさんの人に喜んでもらいたい(支持されたい)
・だから低価格で利用しやすくしている(たくさん来てほしいから)
それは
「売れている美容師=お客さんが多い美容師」
という、常識があったからです。
確かに、たくさんのお客さんに支持されることは、美容師として最高にやりがいを感じますよね。
私自身もそうでした。
「一度来てもらえれば良さを解ってくれて、再来店してくれる」
そう信じて集客サイトの価格を他店と比較し、より多くのお客さんにきてもらうために他店よりも価格を下げたりしたものでした。
ところが
客数は確かに増えました。
でも、売上は減ることはしなかったものの、増えはしませんでした。
忙しくなったのに売り上げは増えないんです。
ショックだったのは、客数が増えたことで予約枠に余裕がなくなり、長く来てくれていた高単価の既存の客さんが来れなくなったことです。
「これはおかしい」
そんなことをあなたも感じたのではないでしょうか?
だから客単価に意識を向けたんですよね。
それは正しいことです。
「じゃあ、どうやって客単価を上げようか?」
まずここから考えると思います。
で、
・商品を買ってもらおう
・トリートメントをお勧めしよう
など、対策を考えると思います。
ここで聴きたいのですが、それで単価が上がりました?
きっと上がってはないのではないでしょうか?
(上がっているのであればスミマセンm(__)m)
なぜ単価が上がらないのか
上がらないのには理由があります。
その一番の理由が
「単価の低い人に何を勧めても、単価は上がらない」
からです。
カット半額を目当てで来店した人にトリートメントを勧めても、成約しにくいはずです。
こう考えると単価を上げようと思ったときには、集客から見直すことが分かります。
最初から高単価なお客さんを集客することが、お店の客単価を向上させるのに最も効果的な方法です。
カットのみのお客さんよりも、カット&カラーのお客さんのほうが単価は高いです。
さらにはカット&カラー&トリートメントのほうがお支払額は高いです。
「でもカットは施術時間が短いでしょ」
このように思うかもしれませんが
このように思うのであれば
まだまだ客数を増やすことに意識が向いているということです。
「客数は減らす」
「利益は増やす」
客単価アップの目的はズバリコレです。
まずは集客から対策していきましょう!
あなたならできます!