田中です。
スタッフに長く働いてもらいたいというのは、経営者であれば誰でも思うことではないでしょうか。
働き方改革やコロナの影響もあり、これまでブラックと言われ続けてきている美容業界でも、休日や福利厚生の充実が求められる声が強くなってきているように感じます。
そうなってくると経営者は大変です。色々課題を乗り越えていかないといけません。
ですがこれからの経営でスタッフの雇用を考えていくとなると、長く働いてもらい、継続的に売上を増やす力になってもらうためにも、雇用環境の充実は必須のことになります。
そして今はまだ多くのお店がそのような挑戦をしていません。フリーランスや業務委託がいまだに増えているのも、美容師が「ここで働きたい、こんなお店で働きたかった」と思うような環境が少ないことが理由にあると僕は考えています。
一方でコロナウィルスの影響により、正規雇用の人は守られ、そうではないフリーランスでの働き方が抱えるリスクが大きいことを感じ、落ち着いて働きたいと思っている美容師も増えています。
僕もここ半年間に面接を2件、問い合わせが1件あり、求職者の方とお話しして感じたことです。
これまでは少子高齢化とオーバーストアのバランスで採用するお店側が不利だったのが今はそうでもありません
雇用環境の整備をは早く進めることは、今後の求人でも優位になるのは間違いないですね。
美容業界でよく聞くのが
- 重労働
- 長時間労働
- 低賃金
です。
この問題を解決することが課題となるわけですが、何をどうすれば解決になるかは、働き手の人が何を優先したいかにもよって変わってきます。
例えば男性なら給料、女性なら休日を重視する傾向があります。これも年代にもよって異なってもきますのが、
「高い給料をもらえても休みが無いのは嫌だ、給料はそこそこでしっかり休みが欲しい」
近年ではそういう人が増えていますよね。
給料を増やすにも休みを増やすにも、必要な源泉は「利益」です。
まずは利益を増やすこと、お客さん一人から得られる売上を最大化することが最優先なんですね。
そうして増やした利益を使って環境を作っていくのです。
月の休みを一日増やすのであれば、その一日分の売上を他の営業日にしっかり増やすことができれば全然問題なく休みは増やすことができます。
利益を増やし、仕組みやアイデア次第では祝日を休むことも簡単になります。
美容室集客アカデミーの会員さんは日曜日や祝日の休みを増やしながらも売上を増やし続けている方もいます。
給料を増やすのもボーナスを支給するのも利益を増やすことで可能になります。
客数を増やし、客単価を上げていき、無駄をなくしていくことで利益は増えていきますので、まずは利益重視の経営にシフトチェンジしていき、増えた利益を使って環境を作っていきましょう。
余談ですが今のスタッフがいる場合いきなり大きく変えるのではなく、少しずつ変えていくこと、それを小出しでお知らせしていくほうが喜んでもらえます(^^♪
変えるのは大胆に、提供は少しずつ、です。
そのための利益アップ、頑張っていきましょう!
それでは、また!