【小規模サロンが幸せな働き方を考えていくと、どうしても向き合うこと】
田中です(^^♪
「美容師だって好きな時に休める!」
というのは、好き放題休むのではなく、美容師としてしっかり稼ぎながらも、休みたいときに休むことができ、本当にやりたいことをやる。
そんな生活ができる状態です。
私でいうと、今は家族と一緒にいる時間が幸せなので、そういった時間を大切にしたいと思っています。これは今のことなので、今後はまた変わっていくかもしれませんが、やりたいことがあるのに、それを仕事に忙殺されるのはどんなに稼げたとしても幸せを感じることはできないんですね。
だから作っていこうよ!そんなわがままを叶えようよ!
というわけです。
そのために、まずはお客様が
「お客様の希望の日時に予約を取る環境」
から
「予約をコントロール」
する環境に変えていく必要性をお話したのが昨日です。
簡単なのが、お客様が退店する前に、次回の予約を取ってもらうことです。
獲得率70%を越えてくると、いつもは定休日にしか休んでいなかったのに、その他の自分の休みを先に決めても売上に影響が出なくなります。
休みを決めちゃえば、そのお休み以外に予約を入れてもらえば良いからですね。
これだけでもかなりの自由が得られますし、好きな時に休める環境は完成します。
でも、これだけじゃ
「美容師だって好きな時に休める!」
は、まだ理想的な状態ではありません。
なぜかというと、仮に好きな時に休めるようになっても、仕事の負担が減らないからです。
下手に休みを増やしたら、他の営業日が忙しすぎて回らない・・・なんてことになりかねません。
ゆとりあるワロンワークを実現し、売上も今以上に増え、なおかつ休みたいときに休め、本当にやりたいことをやれる
そのためにもうひとつ重要な要素があります。
「高単価化」
です。
サロンワークにゆとりをもたらすために、高単価化は必須です。これをなくして
『美容師だって好きな時に休める!』
は、語れません。
施策・実践でいうと
・商品POP
・店内販促
などがあります。
でもこれだけでは、今のベースに上乗せするだけなので、限界もあります。戦略面や値上げなど、お店の仕組みそのものを変えていかないといけないかもしれません。
どっちにしても、小規模サロンが幸せな働き方を考えていくと、どうしても向き合うことになる「単価」の話。考えてみてはいかがでしょうか?
今日もがんばっていきましょう!
田中 佑介