【捨てるものを決める】
おはようございます!田中です(^^♪
娘のユナパンの通う小学校は、音楽がとても素晴らしいそうで、コンクールなどでも常に上位に表彰されるそうです。
その評判を聞いて、学区内の地域に引っ越してきて、この学校を選んでくる人もいるみたいですね。
少子化が進んでいて、私たちの業界で集客を課題としているサロンが多いのと同じように、学校経営としても生徒を確保することは重要な課題なんです。
昔は学区内に住んでいる子供たちが、進学してくることで十分間に合っていたのが、今はその学区内の人口そのものが、減ってきています。
私の母校の小学校も、私の頃は1学年4クラスくらいはあったのが、今では各学年1・2クラスまで減っています。
1クラスも30人以上だったのが、25人くらいだそうです。半分以下に減っています。
廃校になり、老人ホームになる噂もあるくらいです。
幼稚園、中学校、高校大学でも同じで、園児、生徒に入園してもらわないと、学校経営が成り立たなくなっていきます。
そこで
・音楽がすごい
・スポーツが強い
・英語がすごい
など、強み・特色をはっきり打ち出し、生徒を確保していく方針に代わってきています。
昔にはなかったことですよね。あったとしても私立校だったように思います。
近所のある幼稚園は、スポーツに特化しています。園児たちは登園した朝に園庭を20分くらいだったかな?走るそうです。
3歳の子が20分走るって結構ヤバいですよね(笑)
そんなくらいだから入園してくる園児の親にはスポーツ選手や、スポーツ関係者が多く、運動会の盛り上がりなんかは半端じゃないみたいです。
名前も
「スポーツの幼稚園○○○」
のようにわかりやすいです。
これは聞いた話なのですが、なぜスポーツなのかというと、何か身の危険があったとき、最初の1歩がすぐ出る、すぐ動けることが、生死を大きく分ける。だから運動、だということです。
私これにはすごく納得しました。
そこには運動が好きな親の子供たち、子供に運動してもらいたいという親の子供たちが多く集まります。
逆にそうでない人はおそらく来ません。
音楽が好き、音楽を楽しんでほしい、みたいな子供は来ません。
つまりそこは捨てているんですね。
日ごろから、理想のお客さんを明確にすることの重要性をお話していますが、明確に決めるというのは、捨てるものを決めるということでもあります。
保育園も学校も、あれもこれもやろうとしたら、結局特徴がなくなってしまって、選ばれる理由もなくなってしまうんですね。今はそういう時代なんです。
店舗経営でも同じことが言えますよね。
美容室は今24万件もあります。あなたのお店の近くにも多数のライバル店が存在していると思います。
その中からお客さんに選んでもらうためには、選ばれる特徴・強みを明確に打ち出すことがとても大切です。
それも先ほどのスポーツ幼稚園のように
「圧倒的に」
です。
何をするか、も一つの考え方ではありますが
何をしないか、を決めることで、それがより明確になったりするものです。
あなたのお店で強みをより明確にするために捨てれるものはなんですか?
ぜひ考えてみてください。
今日も1日頑張っていきましょう!
田中 佑介
【編集後記】
今朝さっきランニングをしてきたんですけど、朝走ると、思い切り花粉を吸いこむのか、くしゃみが止まりません(涙)