経営者の勉強・成長

的確な行動で成果を出せる時間管理術

最初は我武者羅に売上・利益を増やすと良い

私の開業時もまさにそれでとにかく集客集客の毎日でした。

そうして頑張ること5か月後くらい、段々と予約枠が埋まってきてお店にお金が残りだしたときは嬉しかったものです。

よし!この調子でいこう!

と思っていたのですが
忙しくなるということはと仕事が増えることなので、集客にかける時間が無くなっていきました。

でも集客をやらないわけにはいかないので、そうなると家に帰って家族が夜寝た後にチラシの作成など、集客の準備をしていました。

段取りが悪かったのもあり、時間をかけすぎていたのもありますが、早い集客をしたいので急がないといけなくて、夜は遅くまでやっていました。

たまの休みには銀行に行き業務をこなしたりして、休みの時間も減っていき始めたとき

「これはチガウ!!」
「こんなの望んだ生活ジャナイヨ!!」

と思いました。

もっと楽になると思っていたのに一向に楽にならない・・・
勤めていた時よりも時間がない・・・
でも売上は絶対に減らしたくない・・・
ではどうしろと・・・?

そんな時に見直したのが時間管理でした。

その後は

集客の時間は営業時間内か休みとは別に確保する
早く帰る、休暇を増やす
他の事業(現コンサル業)をやる

これらのことを売上を増やしながら維持できるようになり今に至ります。

その時間管理の方法は
7つの習慣という本で紹介されているもので
まずは自分の行動を

第一領域・緊急性と重要性が高いこと
第二領域・緊急性が低く重要性が高いこと
第三領域・緊急性が高く重要性が低いこと
第四領域・緊急性も重要性も低いこと

この四つの領域に分類することから始まります。

たとえば
仕事中の予約の電話や飛び込みのお客さんの対応クレームの対応などは、緊急性と重要性が高いことなので第一領域になります。

売上を増やす勉強や販促活動、スタッフの教育、未来の経営計画などは、緊急性がないけど重要な第二領域です。

実のないミーティングや突然の訪問営業の来訪、重要度の低いわりに緊急性の問題などは、第三領域の緊急性が高く重要性の低いこと

雑談や暇つぶしなどは、緊急でも重要でもない第四領域になります。

時間管理、スケジューリングというのは、やるべきタスクをこなすことと捉えられがちですが、実はそうではなくて

優先順位を高いものを優先的にこなすことが正しい時間管理なんですね。

それがどこかというと
緊急性が低く重要度の高い第二領域です。

ところが多くの場合が
緊急性も重要度も高い第一領域の仕事に追われていて、本来効果をもたらしてくれる第二領域にまで手が回らないことがほとんどです。

なのでまずは、その第一領域の問題を減らすことを考えていきます。

例えば
予約の電話が多い場合は、ネット予約の活用がそれを解決できますよね。

コストがかかりますが、受付スタッフを採用して

「任せる」

のも有効な方法です。

私もそうだったのですが、経営者の人がほとんどの問題をすべて一人で抱えていることがあります。

それだと動くに動けないですし、本来生産性を上げることに手が付きませんので、それを減らすことを第一にする感じです。
(これ自体も第二領域の活動です)

そしてやることを整理して一つずつ付箋に書いていきます。

それをさらに、今すぐ簡単にできる順番に並べて、一つずつクリアしていきます。

やるべきことは常に目の前の一つになるように整頓しておくのです。

第二領域は放っておくと
後に緊急の問題となって降りかかってきます。

逆に問題が多いということは
第二領域の時間が取れていないことでもあります。

あなたもぜひ自分の行動を分類してみて
第二領域の課題にどれくらい時間を使えているか確認してみてください。

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