おはようございます!美容室集客アカデミーの田中です。
ゴールデンウイークいかがお過ごしですか?
僕は家族でゆっくりです。
緊急事態宣言禍なので、遠出はせずに近所で張り切って遊びます。昨日も一日遊び倒して夜はパッタリ寝ていました。、、、僕がです笑
お店の立地している神奈川県川崎市も蔓延防止重点地域に指定されていて、新規の集客がやや少ないような感じがするものの、今のところ売上への影響は特にありません。
会員さんからの報告では立地によっての影響が多少あるようで、緊急事態宣言指定地域は感染者数が増えると少数ではあるけど予約に変更、キャンセルが起こるとのことです。
去年のような大きな影響はないものの、反応がわかりにくい感じがあるのが今の状況かなと感じています。
去年の4月に初の緊急事態宣言が発令されたわけですが、お店に大きな影響を与えたのは4月ではなくて宣言解除後の5月以降だということをご存じでしょうか?
去年、コロナウィルスの売上減は失客によるものではない一時的なもので、5月以降に偏って戻ってくることを言いました。
そして、住宅地では自宅近隣でお店を探す人が一時的に増える集客バブルが起こることもお話ししました。
急激な売上減の後なので嬉しいことですが、一日の受け入れ客数はスタッフ数と席数によって決まるので、ほぼ一か月分の偏った予約を受けきれないリスクは非常に高いものでした。
スタッフ数や席数をいきなり増やせる状況でもないので、本来なら営業時間外の受付が突破口になるのですが、これもコロナの時短要請によりふさがれます。
いつもより少ない営業時間で、いつもの1.5倍以上の予約を受けないとならない状況が予測できます。しかもその大半はお客さんはもう髪の状態をガマンできない今すぐ行きたい状況です。
この対応で別れる結果は
- 予約を受けきれずに既存客の失客数を増やしてしまい、売上規模が縮小してしまう
- 既存客を守り、新規の集客のバブルを掴み売上規模拡大
このどちらかです。
この対策として
- 優先すべき既存の再来店のお客さんの予約確保
- 優良なお客さんを獲得する新規集客対策
これが急ピッチで必要になりました。
今売上が順調なのは良いことですが、去年起こったことは、今後は客数を増やすのではなくて客数が減っても売上を維持できる体質を作り上げていくために必要なことを落とし込むチャンスでもあったので、今日は確認のために再度お話ししています。
① 優先すべき既存の再来店のお客さんの予約確保
まずは売上の80%以上を占めるべき、再来店のお客さんを優先的に予約を案内し確保することです。
line公式アカウントやメール・電話で連絡して予約を確保します。
そしてここをきっかけに毎回次回の予約を取ってももらうことを当然とした予約体制を確立していくことで、無駄な空き枠を減らし、一日の売上を最大化することができるようになります。
② 優良なお客さんを獲得する新規集客対策
再来店のお客さんの予約確保と並行して進めるのが、新規集客バブルの対策です。
新規集客が増えるのはメチャクチャ嬉しいことですが、増えすぎる新規は優先すべき既存のお客さんの予約枠を埋めてしまい、失客を招くリスクも持っていますので、対策が重要です。
- 価格目的の集客は受けない
- 優先する新規客のみ集客
シンプルにこれだけです。コップから溢れないように蛇口を閉めるイメージですね。
常日頃からその体制づくりを続けることが大事です。
成長を加速するためには強制的にやらざるを得ない状況があることは悪いことではないかもしれませんね。
コロナは嫌ですけど笑
それではまた!
田中 佑介