こんにちは！
田中佑介です。
お正月感もあっという間に過ぎ去り
明日は成人式です。
成人式が一区切りと言った方も多いのではないかと思います。
フェリーチェでは成人式の予約を受けていないので
明日お店は休業日です。
お店を開業するまで勤めていたサロンでは
毎年成人式の予約を受けていて
美容師としても楽しいイベントで
とても良い思い出になっています。
予約自体は
着物販売の会社さんとの提携で
そこで着物を買った人が
優待を受ける形で予約が入ります。
簡単に言うと
着物代の中にヘアーメイクと着付けも含まれていて
着物を買った人が自宅から近い提携店舗を探し予約をします。
こちらは何もしないでも
予約が入ってくるので楽だったのですが
新成人も年々減ってきていて
当然予約数も減少傾向にあり
開業する際にやらないと決めました。
イベントとしては楽しいですし
スタッフの教育としてやるのであれば良いですが
着付けをできるスタッフもいないので
それを外注するとなると
経営的に割に合わないのです。
それくらい着物を買う新成人自体が少なくなっていて
呉服店の新規獲得が困難になっています。
はれのひ事件はこの業界にいる人であれば
誰もが記憶していることだと思いますが
縮小する市場でその市場の中でしか成り立たない形で
規模拡大を進めてしまった背景があります。
はれのひ事件の背景は
サロン業界でも同じです。
人口が減っていく以上
規模を拡大するのであれば
リサーチ・計画・実行・改善を
綿密に力強く進めていかないといけないと
生き残りも大変です。
どんなビジネスをやるにも
顧客に買ってもらってこそ成り立つのに
その顧客自体が減少傾向にある厳しい現実では
ファン顧客づくりが必要で
そのためには
知ってもらう
興味を持ってもらう
信じてもらう
来てもらう、買ってもらう
喜んでもらう
長く通い続けてもらう
という努力
そして
失客しないための努力
が怠れません。
どんなに良い技術サービスでも
それだけがお客さんを呼んで
売上を作ることは無く
新規集客チャンス作る認知活動は
経営者の方針で決まります。
その新規集客は
人口減少・少子高齢化だけでなく
増えすぎた店舗数
多すぎる情報による信頼獲得の困難など
より難しさが進んできています。
技術さえ磨いていれば
「あそこ上手よ」と口コミが起こり
お客さんが勝手に来ていたような時代が
来ることは今後絶対にありません。
顧客が増えないと経営は成り立たなくなります。
大変だろうとなんだろうと
新規の集客はやらないといけないのです。
そしてその新規のお客さんに
何度も利用してもらう顧客に
なってもらう働きかけもしないとならないのです。
その最強のツールがはがきです。
前回はそのハガキの活用の一つとして
お礼状・サンキューレターをお話ししました。
出してみましたか？
前回のメールマガジンを読んで
「よし出してみよう！」
と即ハガキを書いた人は少ないと思います。
それが普通です。
だからそこにチャンスでもあるんです。
はたらきかけてこそ赤の他人ではなくなります。
ハガキの活用についてより深く学び
長く通ってくれる顧客を作っていってください。
それではまた！
田中 佑介
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